不動産担保ローンは、住宅やマンション、ビル、土地といった不動産を担保にしてお金を借りることができる金融商品です。
通常の消費者ローンやカードローンは年収や勤続年数、雇用形態、勤め先などから返済能力を審査し、その信用度に基づいて、申込人の融資の可否や金額を判断します。
これに対して不動産担保ローンの場合、担保にする不動産の価値も信用度に加えられ、場合によっては申込人（人間）の信用度よりも優先して考える場合もあります。
不動産担保ローンの大きな特徴は、融資限度額が一般的な無担保の消費者ローンやカードローンに比べて大きく設定されている点があります。
不動産担保ローンの場合、不動産評価・鑑定の結果によって数千万円から数億円までの融資が可能となっています。
一般的なカードローンでの上限額は、銀行カードローンで最大1,000万円もありますがだいたい500万円から800万円程度。
消費者金融系、ノンバンクでは最大数百万円程度です。
しかし、実際には無担保のカードローンでその上限金額まで借入することはほぼ不可能でしょう。
また消費者金融系であれば総量規制の問題から上限額まで借りることができないこともあります。
それでも、生活の中で、事業経営の中でより高額の金額が必要となるケースがあります。
そんなときに利用できるのが、不動産担保ローンです。
条件にもよりますが、不動産担保ローンでは高額の融資を受けることができ、総量規制の対象外となることもあります。
担保がある有担保ローンということで、金利も消費者ローンやカードローンに比べて低めに設定されているため、利用できる不動産を所持している場合には利便性の高い金融商品であるといえます。
不動産担保ローンは、担保にできる不動産を所持していなければ利用できません。
その分融資上限額が大きく、高額融資を受けられる可能性も十分にあります。
担保にできる不動産を所有していて高額融資を希望している方は、不動産担保ローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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